中部地方は、過去、濃尾地震・狩野川台風・伊勢湾台風・三六災害・東海豪雨など甚大な災害を幾度と経験し、これを乗り越え繁栄をしてきました。
そして近年、全国各地で地震や大雨による激甚災害の発生とともに、南海トラフ巨大地震の発生が間近に迫っているといわれています。
今、私たちは、災害から学び、これを教訓として防災力を高めていくことが求められています。
一方、国民の安心・安全を支える社会資本は、施設の建設から更新の時代へと状況が変化し、厳しい財政事情と相まって効率的な整備が求められています。この課題に対処するためには、行政依存から脱却し、地域や国民一人ひとりの参加と連携の仕組みが必要となっています。
地域づくり技術研究所では、これらの課題に対し調査・研究を行い、防災啓発活動や地域づくりに努めています。