目的
中部地域では、南海トラフ巨大地震等の災害が危惧されています。その中でも、人口が集中している平野部や埋立地では、地震時による液状化現象が発生しやすくなっています。
そのため、一般社団法人中部地域づくり協会では、液状化現象を理解し、地震災害への関心の向上及び災害対策や備えを促すため、各種啓発イベントや教育等において、短時間でリアルに液状化現象を再現できる体験型「液状化現象試験装置」を企画・設計・製作しました。
特徴
- 本装置は、架台部、振動部、水槽部の3構成、単体使用も可能
- 水槽部は、透明容器でどの方向からでも観察
- 架台部の貯水タンクから水槽部へ自由に給・排水ができるため短時間で準備
- 振動部は、垂直・水平方向の揺れをモーター等で機械的に変化
(体験時には、ハンドルを回し地震の揺れを発生) - 地震動を数字(震度階)や光(LED)で表示することによりリアル感が向上
- 振動部を使い建物の振動試験も可能
(高層ビルの長周期地震動試験、筋交いの有無による強度試験、他)
液状化現象試験装置の活動実績
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(一社)中部地域づくり協会 地域づくり技術研究所
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